病気や症状によって、治療法の選択肢を広げ、様々なケースに対応できるよう、いろいろなタイプの薬がつくられています。
*のみ薬→錠剤・粉・シロップなどがあり、「のみやすい」「携帯に便利」
「保存しやすい」ということから、よく使われる形態。
*注射剤→静脈注射の場合は1~3分で患部へ届くので飲み薬と比べて、はやく効果を発揮する。
*坐剤→肛門から入れるため、直腸から吸収され胃酸などの影響をうけ
にくい。
*吸入剤→口から吸いこみ肺や気管支に作用。内服より少量で効き目を
発現させるのが特徴。
薬は体内で効果を発揮するために、この他にも様々な工夫・特徴があり、
医師はその中から個々の症状にあわせ薬を選んでいます。